2014年9月30日火曜日

自問自答の時間

今、人生の岐路にいます。福田です。
僕は、自分がどう生きていくのがいいか、未熟者なりに考えた結果、まず生きていく場所を決めました。
自分が生まれ育った、南摩というところです。
そして、そこで生きていくからには、そこを自分にとって居心地のいい場所にしていきたいと考えました。
自然がいっぱいある。気持ちのいい人が周りにたくさんいて、いい距離感で繋がっている。美味しいものがある。そんな場所がいい。
そのために、自分はここに、子どもからお年寄りまで、毎日でも通えるような場所を作ろうと思いました。
どんなことをすればそんな場所にできるかを考えて「パン屋だ!」と思い立ったのが2年前。海外や日本各地のパン屋を巡った末に理想的な修業先に出会い、素晴らしい環境でパン職人見習いとして修行を開始しました。
しかしその後、小麦への接触過多により小麦アレルギーを発症。やむなく修行を中断しました。アレルギーの対処法や改善策、克服法を自分なりに調べる中で、自分の身体のことや、食の安全性に疑問を抱いたこともあり、辿り着いたのは農業でした。今は南摩で、無農薬、無肥料で野菜を育てています。
正直、今となっては、こうなるべくしてこうなったような気もしています。アレルギーの症状は実感的には改善されてきています。また、仮にアレルギーを克服できずに、パンがこの先もできないとしても、農家として当初の目的である「子どもからお年寄りまで、毎日でも通えるような場所を作る」ことは、できるのではないかとも思うのです。
しかし、そこに辿り着くまでに、自問自答の時間は、充分にあったのか。
自分の選択は、正しいのか。
自分で正しいと言えなくてどうする。正しいに決まってる。そう信じて、今できることを全力でやるしかない。それはわかっているつもり。
走り出した今、もうやるしかないのはわかってる。わかってるけど、拭いきれない不安が常にどこかに潜んでる。

4年前、田中祭のメンバーは、ほとんどが会社員でした。その後、それぞれが自分の道を見つけ、今はほとんどが自営業者になりました。
メンバーのみんなは、僕より先に人生の岐路を進んだ人たちです。だから今年は、僕はみんなから何かを学ぶ祭りにできたらと思います。
自分で特別なことはせず、サポートに回ります。
もし僕と同世代で、岐路に立っている人がいたら、ぜひ祭りに来てください。話をしましょう。
また、過去に本気で自問自答した時間を持っている方、よかったらお話を聞かせてください。
11月8日(土)、オカズと茶碗と箸を持って、コタツへ。お待ちしています。

I'm at a turning point of my life now.
Of course i think that my choice is right for my life. But insecurity is always in the back of my mind.
If you are at a turnning point of your life too, let me know about it and talk with me about our life at TanakaMatsuri.

福田

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